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新 着 情 報


ニュース第17号(2015年4月7日)

春一番は安土から

 この4月、新市になってから2回目の市会議員選挙を迎えます。たくさんの立候補者で大変な激戦、混戦が予想されます。時折議会を傍聴しておりますが、今の議会では市民の理解が得られるような活発な議論が全くなされていないように感じられます。一強独裁に異を唱えることなく事なかれ主義的に流されていては、決して市民の理解は得られません。議会は常に市政に対し冷静にチェック機能を果たさなくてはなりません。そう言う意味で今回の選挙は安土にとって今まで以上に大事な選挙であると言えます。当選後に市長側に回ってしまう議員を、議会に何人送り出そうと、安土はよくなりません。

 「合併しても住民サービスは何も変わりません。」合併賛成派の議員さんがたはそのように仰られていました。実際は如何でしょうか?

 今回の市議会議員選挙では、合併前に比べて「不便になった。」「何もかも値上がりして困る。」など、安土の住民の皆さんのご意見を、真摯に受け止め、皆様の声をしっかり市政に反映していくことができる議員を是非選んで頂きたいと思っております。

守ろう安土みんなの会は、

1.今ある施設を有効活用し、大型事業の見直し、抑制を求めていきます。
 度重なる大型事業は、これから生まれてくる子供・若い人に大きな負担を強いることになります。合併以降、金田小学校、島小学校が建て替えられ、新たに桐原小学校、岡山小学校の建て替えが始まります。この4校の総事業費はおよそ123億円ですが、これらを建て替えではなく、耐震・改修工事とするならば、国から7割の補助が得られ、大幅に減額させることができるのです。市庁舎についても改修工事ではなく70億円以上もの金をかけて建て替えようとしています。「守ろう安土みんなの会」は、今ある施設を有効活用することで、大型事業を抑制をすることを求めていきます。

2.引き続きアンケートの実施を求めていきます。
  現市長が合併時に約束した「合併検証アンケート」の実施を引き続き要求していきます。

3.福祉・教育行政に積極的に提案していきます。
  安心して子育て出来るまち、高齢者、障害者が住みやすいまちを目指します。

「守ろう安土みんなの会」は、市議会議員選挙にむけて二人の立候補者を擁立します。

 大林ひろし市議が活動報告「自治をめざして」で訴えてきたように、市長は数々の政治倫理問題を抱えています。その実体は市民の良識をはるかに超えた酷いものです。
 今の市議会の構成は市長派議員が70%を占めています。これでは市政を変えることはできません。私たちは、この状況を変え、開かれた議会を作り、市民主体の市政へと導くために、2名の候補者を擁立することにいたしました。

 一切のしがらみを越え、保身を捨て市民のために働く議員を、はっきり自分の言葉でものが言える議員を、市議会に送って頂きたいと考えております。

 皆様のご理解とご協力を、何卒よろしくお願い致します。


守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀

新年明けましておめでとうございます。

 皆様方におかれましてはお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
旧年中は一方ならぬご支援、ご協力を賜り心から御礼申し上げます。本年も何卒相変わりませずよろしくお願い申し上げます。

 安土町も合併して5年になろうとしている現在、地域においてまた身の回りにおいて様々な変化が押し寄せてきております。
 みんなの会は皆様のお声、思いを市に届けたいと大林宏議員のお力をお借りしながら、またチラシを用いながら伝えて参りました。しかしなかなか大きな流れに対抗することは難しく、厳しさを実感しています。しかし誰かがちゃんと伝え、残していかねば本当に何も無くなってしまいます。今年も皆様のお声、思いを伝えて行きたいと願い活動を続けて参る所存です。

 1月13日(火)13:00より新事務所に移ります(下図参照)。新しい所で新しい年を始めたいと願っています。皆様のお越しをお待ちしています。

 4月には市議選があります。皆様の一層のご協力をお願いする次第でございます。自治区10年と言われながら自治区が活かされている感が全く見えないまま5年が過ぎようとしています。自治区の充実を図る方策を何としても探りたいと願います。

 今後とも何卒お力添え賜りますよう、心からお願い申し上げます。



守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀

守ろう安土・みんなの会  ニュース第14号

≪安土町地域自治区長に大林輝男氏≫

市長の人選に安土町民が反発

 木野区長が任期途中で辞職した後、空席となっていた自治区長に大林輝男氏の就任が決まりました。安土町民によってリコールされた元町長の津村氏を副市長に就かせる市長ですから、今回の人選も驚くに値しないのでしょうが、やはり市長には安土町に対する配慮が全くないということを思い知らされました。6月議会で市長が「熟慮中」と答弁されましたが、熟慮の結果がまたもや安土町民にリコールされた人だったとは!!

 大林輝男氏は当時、かつてないほどの合併賛否に揺れる安土町において、安土町を自治体として残せるかどうかの瀬戸際で重大な約束を覆した張本人なのです。多くの方に「大丈夫、採決の時は必ず反対に回るから。」とみんなと約束していた輝男氏に、一体何が起こったのか知る由もありませんが権力、圧力或いは欲に屈し自分の良心を貫くことが出来なかったのではないでしょうか?

 一方では弱さゆえの裏切り、一方では権力側に付いたという傲慢。ここに人間の持つ罪深さを見せつけられた思いがします。自治区長は安土町をまとめ、発展させていく大役です。自分の言ったことに責任が持てず、町民の思いを知っていながら裏切った方が果たして安土町のために何が出来るというのでしょうか。このような人選を進める冨士谷市長には益々信頼が遠のきます。

 うちの家に2度も来て合併賛否の採決の時は必ず反対に立つから安心して、と言ってたのに裏切ったやつをどうして許せるものか!!  安土学区70代 男性

 私たち住民にリコールされた人に私たちが納めている税金を給料として払っているのは何とも納得できませんよね。  安土学区60代 女性

 市長といい大林輝男氏といい、住民に対して約束を守らず、いくら弁解したとしても事実は歴然と残っているのだということ。事実は誤魔化しようがないのだ。 安土学区60代 男性

 今9月議会で大林宏議員が、大林輝男氏が多くの住民との約束を反故にした経緯から自治区長には相応しくない。市長は今回の選任を取り下げるか、本人が辞職するのかと質問しました。これに対し、市長が「人間、心境の変化は当然ある。」と答弁しました。期せずしてこれは大林輝男氏の裏切りを認めた発言になりました。人間は心変わりをするものと言われるが、そう簡単に人の心は変わるものではない。大林 輝男氏の変化(裏切り)は、個々人の問題ではなく当時議員としての責任があったということです。

八幡医療センターは本当に黒字なのか?

 冨士谷市長は、常々、近江八幡医療センターは黒字だと述べられておられますが、本当でしょうか?

 実際は、医療センターの事業会計には、平成23年度は11億7千万円、24年度は9億8千万円、25年度は10億円(計画)といった巨額の資金が市の一般会計から支出され、見かけ上黒字になっているのです。

 冨士谷市長はまた、企業に健康保険料を支払っている一般サラリーマンから徴収した税金を、サラリーマン以外の人が加入する国民健康保険の保険料の軽減に使用するのは不公平であり、すべきものではない、と言いながら、他市町村、他府県からの入院、外来患者数が約45%(H22、23、24年度の患者数の平均)の八幡医療センターに上記のような多額の税金を投入しているのです。

 一般サラリーマンも退職すればいずれ国民健康保険に加入することになることから、医療保険をみんなで支えあうものだと考えれば、旧安土町がやっていたように、市の財政力に応じて一般会計の一部を国民健康保健会計に繰り入れるべきです。

安土小学校の移転問題(3)

 前々回の当会のチラシでも触れましたように、冨士谷市長の安土小学校の移転理由は、「グランドが狭くて100メートル走ができない。そのため他学校との間で教育格差が出る。」ということでした。ところが、昨年8月に建て替えが完了した島小学校に先日お邪魔し、中谷校長先生にお聞きしたところ、前後の余裕を考慮すると、80mを確保するのがやっと、とのことでした。そもそも同じ市内で、建て替えたばかりの小学校ですら100m走ができないのに、100m走できないことを安土小学校の建て替え理由にするとは、筋が通るものではありません。昨年度から国が改修費の7割強を負担することになりました。是非この制度を活用して、トイレの改修、北向きの教室の窓の二重化など不具合箇所に必要な改修工事をすれば、安土小学校はまだまだ快適に使用できると考えます。

近江八幡市学校給食センターにおけるアレルギー対応

 安土町時代に安土給食センターで1200食余りが調理されていましたが、アレルギー対応が万全で、家から弁当を持ってくる生徒は皆無でした。一方市の給食センターでは現在7600食余り調理され、内160名の生徒にアレルギー対応されていますが、残念ながら、アレルギー対応が万全でなく一部の生徒が弁当持参を余儀なくされています。同センターの計画段階での冨士谷市長の議会での答弁では、「100%対応する」でしたが、現実はそうではありません。早急に必要な対策を講ずるべきです。

図書館の時計が止まったまま

 安土図書館の敷地の道路側にステンレス製の時計塔が建っていますが、いつからか止まったままです。図書館側は、市の担当課に修理をお願いしているようですが放置されたままです。この時計塔は平成6年10月に株式会社 パナホーム滋賀様から寄付されたものですが、今の状態で放置するのは寄附された方に失礼かと思います。20年も経っていますがステンレス製ということもあって、腐食は見当たらずきれいです。早急に修理をすべきです。



2014年 10月6日         
守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀

守ろう安土・みんなの会 ニュース第13号

梅雨が明け猛暑が続いておりますが皆様お元気にお過ごしでしょうか。
 先般の6月議会では、大林議員が、旧と畜場跡地市給食センター建設用地での土壌汚染問題が1年半経っても尚解決に至らぬ状況から、桐原コミュニティエリア整備工事に対して品質を確保する体勢を求めました。
 また合併後4年が過ぎ当時冨士谷市長が大林前安土町長に約束した住民アンケートをこの機会に是非取るように求めました。これに対し当事者である冨士谷市長が答弁すべきにもかかわらず、野田政策部長が「そのような約束をしたという事実が確認できない」と無責任な答弁をしたのでした。なぜ市長が直接答弁しないのでしょうか。

安土小学校の移転は必要ありません。

 前回の当会のチラシでも触れましたように現在安土学区コミュニティセンター等拠点建設委員会(以下「建設委員会」という)で、安土小学校の移転について議論されていますが、この議論もある時期が来ると冨士谷市長の案に沿った安土小学校の移転容認の答申が出され、実行に移されるのではないかと当会は危惧しております。
 そもそも安土小学校の移転は、住民から要望されたものではなく冨士谷市長の発案で、その理由は、

 @グランドが狭くて100メートル走ができない。
 Aそのため他学校との間で教育格差が出る。
 B有事の際を考えると小学校とコミセンを一体化した方がよい。というものです。

@ Aについてですが、毎年全国体力・運動能力・運動習慣等調査(5年生対象)が行われていますが100m走はありません。安土小学校の場合、いくつもの項目の中、握力、20mシャトルラン等が平均より若干劣っていましたが、安土小学校では運動能力向上のための対策はすでに講じられていると、先生の説明がありました。

B についてですが、安土小学校は平成5年から7年にかけて大規模改修が行われ平成10年には校舎地震補強工事が完了しています。その安土小学校を、コミセンと一体化するという名目で、解体し建て替える必要があるのでしょうか。
冨士谷市長が述べられた安土小学校の移転理由は、説得性に欠けると思われます。
市長は、桐原小学校と同様に安土小学校の跡地を売却し、安い土地に小学校を建て替えることで、建設費用が賄えるくらいに考えているようですが、そのために通学が不便になったり、有事の際の避難場所が遠く離れるようでは意味がありません。
 金田小学校や島小学校の建て替え、給食センターの新設を行い、八幡医療センターには、毎年10億円強の税金を投入し、今後は、新エネルギーパーク[ごみ焼却場、運動公園(サッカー場、温水プール等)]、武佐市営住宅、いくつかのコミセンの新設、桐原小学校、岡山小学校、市庁舎の建て替え、篠原駅、安土駅の改修等を計画するなど総額300億円強ものお金を湯水のごとく使って、国保他諸税の増税、福祉等の切り捨て、新たに都市計画税を押しつけ、子供、孫、ひ孫の代まで残る借金を膨張させつつあるのです。何のために合併したのでしょうか?!

 仮に安土小学校やコミセンなどを一体化し新設する場合、約40億円がかかると予想され、その内国の補助金は23〜25%程度で後は、持ち出しで結局現在の借金にさらに上乗せさせられることになるのです。

 現在、学校の耐震化や、改修、修理など行う場合、文科省は70%もの補助金を支給し、建て替えと同程度の機能を確保すると言っています。このような制度を有効に利用すれば大幅な自治体財政負担の軽減となり、莫大な出ずるを制することになるのです。

 以上のように、当会は、市の財政状況を考慮しつつ、すでに耐震化を終え、大雨でも浸水の恐れがない恵まれた位置にある安土小学校を建て替え移転させなければならない理由はどこにもないと考えます。充分使えるものを壊す必要はなく大事に使うことを教えることも大切な教育ではないでしょうか。


2014年 8月4日         
守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀

1.平成26年4月 近江八幡市 市長選挙を終えて

 まず、今回の市長選挙に関する「みんなの会」の取り組みにつきまして経過を報告致します。「みんなの会」は、約2年前から今回の市長選挙に候補者を立てるべく、旧近江八幡市地区在住、かつ旧安土地区の現状をよく理解しておられる方、という観点で候補者選びを進めて参りましたが、結果的には独自の候補者擁立を断念致しました。候補者を擁立に至らなかったことにつきましては、誠に残念で、かつ力不足であったとものと重く受け止めております。

 市長選には、ご承知の通り、現市長、桧山氏、福本氏の3名の方が立候補されましたが、いずれの候補者とも事前には「みんなの会」との協議に至らず、結果として今回は自主投票ということ致しました。したがいまして、選挙戦に関するお知らせ等は控えさせていただきました。

2.平成27年四月 近江八幡市市議会議員選挙に向けて

 今後4年間は冨士谷市政が継続されることになりました。私たちは、安土町の置かれている現状をしっかり見定め、要求すべくは要求し、主張すべきは主張していかねばなりません。防災拠点という名目で安土小学校の移転計画が提案されております。一般廃棄物処理の問題、屎尿処理の問題も解決しておりません。市庁舎新築の計画については、選挙前の立候補者公開討論会では30階建てという発言が出ました。「大きいことはいいことだ。」という時代ではありません。本当に必要なものは何か、優先順位を明確にしていくべきです。

 「みんなの会」としましては、来年4月の市議会選挙にむけて、現状の安土町の皆様の思いを把握したいと考えております。その節にはご理解ご協力をよろしくお願い致します。

2014年 5月        
守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀

新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 皆様 お健やかに佳き年をお迎えのことと存じます。
 昨年は皆様のご支援ご協力をいただき心より御礼申し上げます。本年も何卒変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

 4月には市長選が予定されていますが、新市長は、しっかり住民の方々の意見に耳を傾け、約束をしたことは必ず守る、そういう行政を運営出来る方であってほしいと切に願っています。民意が反映されないままのお仕着せで、どこが自主自立でしょうか。現在安土小学校の移転話が早、進んでいます。議論が充分なされないまま決まらないようにしたいものです。

 今年も山ほど問題がありますが、皆様と共に力を合わせて乗り切りたいと願っております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

2014年 1月        
守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀

署名活動へのご協力お願い

旧安土町役場を行政以外の目的に使用することを禁じるための署名

 2013年3月26日、27日に開催されたグリーン近江農業協同組合(以下、組合)の説明会におきまして、2014年4月を目処に同組合安土支店を旧安土町役場である安土総合支所の建物内に移転する計画の説明が行われました。同組合安土支店の建物が老朽化し更新が必要とされていることは組合員の方々には広く知られておりましたが、安土総合支所を間借りして移転するという話は寝耳に水、説明会では多数の組合員から反対の意見表明が相次ぎました。

 当日の質疑の中では「現時点で、移転が決定されているわけではない。今後皆様のご意見を聞きつつ検討を進めてゆく。」との回答がなされましたが、近江八幡市の事前の了承無く、市の所有物である安土総合支所を間借りしようなどという内容を一般組合員向けに説明できる訳がありません。私たちは、近江八幡市と組合との間には安土総合支所貸し出しに関する何らかの了解事項があるものと推察しております。

 安土総合支所(旧安土町役場)や保健センターは安土町民全員の財産であり安土町の要です。合併を推進した方々は「合併しても役場は総合支所として残り、これまでと同様に住民サービスが受けられます」と説明していましたが、現実は如何でしょうか? 合併して約3年半、総合支所の職員数は減る一方です。合併前に比較して住民向け行政サービスは大幅に縮小され、日々不便さが増しています。

 住民サービスを削り、安土総合支所の職員を減らした結果、総合支所に空スペースができた。その空スペースを、第三者に貸し出す というのは本末転倒です。農業協同組合は、確かに公共性の高い団体ではありますが、行政機関ではなく民間機関にすぎません。本来は益々行政機能を充実させていくべき安土総合支所や隣接する保健センターなどの公共の建物を、たとえ一部分とはいえ民間の第三者機関に貸与したり、行政以外の用途、目的に使用することは決して容認できることではありません。

 守ろう安土・みんなの会は、旧安土町役場である安土総合支所の建物を行政以外の目的に使用することを禁じるための署名活動を開始致しました。安土町の皆様、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

守ろう安土・みんなの会
代表 寺田 美紀


!?安土町民からリコールされた元町長が副市長に!?

 合併前から囁かれていたウワサが現実になろうとしています。6月13日から開催される予定の近江八幡市議会に、冨士谷市長が「津村孝司氏を副市長に」推す議案を提案しようとしているのです。

 津村孝司氏は元安土町長でした。津村氏はどのような町長だったのでしょうか? 津村孝司氏は平成15年(2003年)に安土町長に初当選。以来、近隣市町との合併騒動に明け暮れました。それ以外の目立った行いといえば安土城の姿が描かれていると伝えられる屏風を探しにいったとされているローマ訪問くらいではないでしょうか。合併に対する態度も推進したかと思えば突然中止に転じたりとコロコロと変わり一貫性が感じられませんでした。その間、安土町内の課題は放置されたままで、住民のための施策には何ら特筆出来そうな実績を残していません。津村孝司氏は不自然なことに、過去に2度、住民の合意が得られないとして津村氏自身が取りやめを決めた近江八幡市との合併を、再々度持ち出して強行しました。

津村孝司氏は
・みんなの会の行った合併に関する住民意識調査結果の受け取りを拒否し、
・合併賛否の住民投票条例制定の請求に「不要」と意見を付け、議会もこれを否決し、
・合併しなければ安土町が破綻してしまうという資料を捏造し、
町民を欺いて合併を強行したのでした。津村孝司氏はこの過程で安土住民からリコール、すなわち「町長の職を解く」住民請求署名を突きつけられました。津村氏はこの住民請求署名運動に様々な妨害行為を働きました。

津村孝司氏の妨害行為は、
・町長解職請求のための「みんなの会」の集会会場入り口に立って会場に入る住民を威圧し、
・署名活動が始まると、役場の執務室から住民に対して「署名に応じないように」電話し、
・署名提出以後は同様に「署名を取消すように」と依頼電話をかけ、
・住民宅を戸別訪問し、玄関に入って「署名取消」を求めて居座り、
・安土町議会本会議でその件を追及されると否定し、直後に新聞記者には戸別訪問を認め、
・署名審査には前代未聞の署名者への「呼び出し状」と「呼び出し費用」を予算化し、
・署名に対しては自ら890件もの異議申し立てを行い、
これらの津村氏による妨害行為の一部は全国紙でも報道されるような酷い内容でした。このような妨害にもかかわらず解職請求は成立し、解職を問う住民投票が行われ、解職賛成多数という結果で即日解職、すなわち、津村町長は安土町住民によって、安土町長を「クビ」にされたのです
詳しくは年表を、さらに詳しくは、本サイトの合併騒動史年表を御参照下さい。
 そもそも、ただでさえ財政健全化という理由で職員給与を引き下げているような環境下で副市長という高給ポストが必要なのでしょうか?

 旧安土町では年間4〜5億円が投入されていた事業費も平成22年度には1億円に満たない規模に縮小されました。旧近江八幡市のレベルに合わせて、税金や保険料は値上げが続き、安土町が育んできた福祉施策の多くは「(旧近江八幡と比較して)平等ではない」と切り捨てられました。「安土役場は総合支所として残るから大丈夫」と説明された総合支所は合併以来規模がどんどん縮小されています。安土町地域の住民を守るはずの自治区長と自治区協議会は単に冨士谷市長の施策に「YES」と云うためだけに存在しています。これが津村孝司氏が推し進めた合併の実態なのです。

 職員の給与を引き下げる一方で、市長報酬と議員報酬は引き上げ、「人間性の重視」などと謳っていながら、町長時代に町民のための施策に実績らしい実績を何ら残さず、町民の声に全く耳を貸さずに合併を強引に推し進め、町民の手によって町長の職を解かれるという人物を副市長に推すなど、冨士谷市長の言葉と行動は大きく乖離しています。

 私たちは、冨士谷市長の公職者としての良識を疑うと共に、津村氏の副市長就任を絶対に許すことができません。

津村孝司氏(元安土町長)と合併推進派議員が行ってきたこと
安土を守るために戦った住民運動の軌跡

月日出来事
平成15年
(2003年)
9月7日安土町長選挙 津村孝司氏、安土町長に当選(一期目)
12月17日津村町長が町議会にて蒲生郡4町+近江八幡市の広域合併に取り組むと表明。(足並み揃わず、近江八幡市と安土町の一市一町の枠組みに縮小)
平成16年
(2004年)
4月6日直前に行った住民アンケート結果が合併反対多数であったことから津村町長が合併推進を断念。
平成17年
(2005年)
2月8日津村町長が当時の町議会に押される形で、再び近江八幡市に合併協議を申入れ。
3月16日安土町が「近江八幡との法定期限内合併の賛否を問うアンケートの公開集計を実施。
回答率8割強(8111枚)、賛成39%(3151枚)、反対61%(4922枚)
町議会は合併推進を強行しようとしたが、近江八幡市の川端市長から「合併後は共に引退」を求められていた津村町長はアンケート結果を口実に議会への合併関連議案を止め、合併手続きを中断した。
平成19年
(2007年)
9月9日安土町長選挙 津村孝司氏、安土町長に当選(二期目)
平成20年
(2008年)
7月12日

8月02日
町内の延べ三十四会場で合併に関する「地区説明会」を開催。合併相手は示さず。アンケートや住民投票は「信憑性無く、行わない」と明言。
9月5日津村町長が近江八幡市,竜王町に合併検討を提案 。竜王町が拒否したため近江八幡市、安土町の2市町で「近江八幡市・安土町まちづくり研究会」を設置。
11月12日住民団体「安土大好き!みんなの会」が独自に行った合併賛否住民アンケート(ハガキ方式)結果を町に報告。合併反対が85%を占めたが、津村町長は「調査方法が適切でない」と受け取りを拒否した。
平成21年
(2009年)
1〜3月 「安土大好き・みんなの会」が合併賛否を問う住民投票条例を求める直接請求署名活動を実施。2月27日に署名4199筆を町選管に提出。3月27日に有効4015筆が確定した。
4月14日 合併の是非を問う住民投票条例案、津村町長が不要との意見を付けて安土町議会に提出。議会は条例案を否決(5対4)した。
「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」が津村町長に対する解職請求(リコール)を求める署名活動を開始。
4月19日「みんなの会」主催の講演会会場(文芸セミナリヨ)入り口に、津村町長と合併推進派議員が居座り、出席者を威圧。「みんなの会」の安土公民館の使用許可を取消。 津村町長後援会が妨害行為否定のチラシを発行したが、「みんなの会」発行チラシ証拠写真を示され、以後沈黙。
5月15日「みんなの会」が安土町長の解職請求(リコール)を求める署名4209筆を町選管に提出。署名期間中、津村町長自身が住民に電話、戸別訪問で署名に応じないよう要請。
5月15日津村町長が臨時町議会に補正予算として、署名者への「お尋ね(呼び出し状)」費用2000人分を提案。同日、選管事務員が選管委員長に無断で「お尋ね(呼び出し状)」を発送。27日に一部町民宅に配達された。6月1日 前代未聞の選管の呼び出し状、照会状による署名審査手法が全国紙で報道された。
6月4日安土町選挙管理委員会が、有効署名3931筆と発表。縦覧期間(〜6月11日)に入る。
6月9日午前中、執務中の津村町長から住民宅に署名取り下げ依頼の電話が入る。 6月10日 津村町長による署名取り下げ依頼電話問題が新聞、TVで報道されると「支持者に対する電話だ」と釈明したが、電話を受けた女性が「私は津村町長支持者でも親戚でもない」と否定。
6月11日縦覧期間終了。908件の異議申し立てあり。内890件は津村町長からの異議。異議理由は「署名の意味を理解せずに署名したと疑われる。」
6月14日「みんなの会」に、津村町長自身が戸別訪問して署名取り下げ依頼をしていたとの情報が寄せられた。本件は6月23日付け朝日新聞社会面にも掲載された。
6月15日安土町議会本会議において津村町長は戸別訪問を否定。しかし直後の休憩時間での新聞記者からの質問に対しては戸別訪問を認めた。
6月18日津村町長以外から提出された18件の異議申立書について、申立本人が知らない間に提出されていたり、戸別訪問で無理矢理署名捺印させられ勝手に異議理由が書き込まれていたこと、選挙管理委員会には書類の受理記録が無いこと(窓口にて提出された書類ではないこと)が判明した。
6月23日安土町選挙管理委員会が908件の異議の内4件を認め、有効署名数3927筆が確定。直接請求が成立した。
8月中旬この時期に発行された津村町長解職反対、合併推進派のチラシが役場内で編集されていたことが判明。 近江八幡市議会議員関係者が、安土町住民に対し、解職投票で反対を投じるよう呼びかけるハガキを投函。
8月23日津村町長の解職是非を問う住民投票実施 解職賛成 4137票 反対 2787票 津村町長は即日解職。
 津村氏は直後の記者会見で「合併をスムーズに運ぶためには、私以外の人間では務まらないと思う」と出直し町長選への意欲を示したが、後援会会長の説得により9月18日に出馬を断念。9月19日、教育長の木野和也氏が辞職し「前町長が進めた合併路線を引き継ぐ」と町長選立候補を表明。
10月4日安土町出直し町長選挙 大林宏 3643票  木野和也 2946票
合併反対を訴えた「みんなの会」代表の大林宏氏が安土町長に当選。
10月23日 安土町臨時議会、大林町長提案の「合併賛否を問う住民投票条例案」を、議会が賛成4/反対5にて否決。「みんなの会」が安土町議会解散請求署名活動を開始。
11月17日安土町臨時議会、大林町長提案の「合併賛否を問う住民アンケート」費用を、議会が賛成4/反対5にて否決。
11月24日「みんなの会」が安土町議会解散請求署名簿(3852筆)を選挙管理委員会に提出。
12月4日安土町12月度議会 大林町長が「住民意向アンケート費用」を提案。反対討論もなく否決。
12月14日選挙管理委員会が、有効署名3693筆と発表。縦覧開始 
12月21日縦覧期間終了。合併推進の6人の議員から総計2086件の異議申し立てあり。
12月23日安土町主催の説明会にて、2008年来の合併説明会で示されてきた「近い将来破綻する」という財政シミュレーションが恣意的な内容であったことが説明された。
平成22年
(2010年)
1月4日安土町選挙管理委員会が議会解散署名再審査結果を発表 有効3686筆 直接請求成立
2月14日安土町議会解散住民投票 議会解散に賛成 3044票 反対 2586票
合併賛成派多数の議会は即日解散となった。
3月14日安土町出直し町議会議員選挙(定員10)
 みんなの会推薦候補 6人が当選。議会構成逆転。なお議会解散前の合併推進派6議員の内2人は立候補を断念、一人は落選した。
3月16日安土町新議会が臨時議会にて「合併停止」を決議。

さらに詳しくは http://anzucci.com/mamorou/chronology.htm

2011年6月11日 守ろう安土・みんなの会



近江八幡市議会議員選挙 結果の御報告

投票および開票日  2011年4月24日

「みんなの会」は推薦候補3人の当選を目指して活動を行いました。
結果は
  当選 大林 宏 (無所属)
  当選 井上さゆり(共産)
  落選 前川 功 (無所属)

最後の安土町長「大林宏」と、
長年にわたり安土町唯一の女性議員として活動を続けてきた
「井上さゆり」の2名が当選、前市議会議員の前川功候補は
残念ながら落選という結果になりました。


福祉自動車存続署名の提出

日時  2010年10月18日 9時30〜
場所  近江八幡市役所

福祉自動車存続署名活動報告会

日時  2010年10月12日 17時〜
場所  「守ろう安土・みんなの会」事務所

「みんなの会」学習集会

日時  2010年9月19日
場所  安土公民館2F会議室
内容
   1.大林宏代表挨拶
   2.龍谷大学 岡地勝二教授講演
   3.福祉自動車存続署名活動 中間報告
   4.意見交流

「みんなの会」集会

日時  2010年8月19日
場所  安土公民館和室
内容
   1.白木代表 代表退任の挨拶
   2.大林 宏 代表就任の挨拶
   3.意見交流
   4.福祉自動車存続署名活動開始について

「みんなの会」集会

日時  2010年5月15日
場所  安土公民館 3F視聴覚室
内容
   1.白木代表挨拶
   2.大林 宏さんから
   3.古村一雄さんから
   4.西川與平市議から「長野県木曽町の視察報告」
   5.意見交流

新・近江八幡市 市長選挙

告示  2010年4月18日
投票  2010年4月25日
結果
  冨士谷永正   18583票 当選
  深井俊秀    17289票

投票率  56.44%

総括集会の御報告

総括集会を下記要領で開催致しました。
日時 2010年4月10日(木)10:00-12:00
場所 JAグリーン近江安土店2Fホール
内容
白木敬祐代表        挨拶
大林宏「最後の」安土町長  挨拶
みんなの会推薦市会議員   挨拶
  西川與平 議員
  日岡正光 議員
  井上佐由利議員
  大林義隆 議員
  前川 功 議員
  寺田美紀 議員
深井俊秀氏(市長選候補予定者)の紹介
意見交換
決定事項
・名称変更「守ろう安土・みんなの会」と活動継続
・(新)近江八幡市長選への対応として
 深井俊秀氏を市長候補者として推薦する。
守ろう安土・みんなの会
since 2009.04.01.