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がんばろう 安土町民大集会
安土町長選挙 決起集会


日時  9月26日(土)
場所  JA安土農協
時間  午後1時30分〜4時
内容
 ・現状報告
 ・合併しても分立めざしている旧浪岡長(現青森市)
  古村一雄氏(青森県議会議員)
 ・意見交流




8月2日に続き、再び古村さんをお招きすることが出来ました。



事務所で、大林代表に街宣のコツをレクチャーする古村さん



今日の集会の式次第



最初に、白木副代表からご挨拶



古村一雄さん(現 青森県議会議員)の応援スピーチ

 浪岡町は 2005年4月1日に青森市に無理矢理合併させられた。形式上は対等合併。旧浪岡町と旧青森市の間には峠があり、川の流れは逆方向。水道、下水等々、青森市とはつながっていない。2009年8月30日の衆議院選挙でも旧青森市と旧浪岡町は別の選挙区、それくらい離れている関係だった。

 安土の状況は浪岡によく似ている。安土の合併反対運動は、浪岡の先例から多くのことを学んでくれた。私(古村氏)の浪岡町長としての任期は1.5ヶ月しか無かったが、大林氏が当選すれば5ヶ月ある。遙かに多くのことが出来るはずだ。安土で合併をひっくり返して欲しい。自分は、それを先例にして浪岡の分町に結びつけたいと考えている。無理矢理合併させられた所は他にもたくさんある。是非、他の町とも手を取り合って全国的なネットワークを作っていきたい。

 総務省は、大林氏が当選しても告示をしてしまっているので合併はひっくり返らない、と云っている。浪岡の場合、浪岡町が告示をしなかった(注:総務省の告示はあった)。自分たちは町の告示がなかったので合併は「無効だ」と主張し裁判に訴えた。最高裁まで争ったが、結果は敗訴。合併したことは事実上知れ渡っている、よって告示が無くても合併は有効、というのが裁判所の判断だった。
「告示」とはなんなのか?、告示に意味はあるのか?

  注 青森地裁判決は敗訴
    仙台高裁は棄却
    最高裁は上告不受理
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2006news/tyo061122a.htm
    大橋弘裁判長は「正規の方法である町役場掲示板への告示はないが、
    より住民へ周知効果がある広報紙の全戸配布をしており、
    合併協議による在任特例は有効」などと述べた。

 合併は 自治体の財政だけの問題ではない。歴史、風土、さまざまな事柄を考慮して考えるべきだ。浪岡には北畠氏のお城があった。織田信長と同時代の話である。北畠は公家なので御所と呼ばれていた。青森は商業都市、県庁がなければ何も取り柄もない、と私(古村氏)は批判している。
 国が出来て県が出来て市町村が出来たのではない。集落ができ村町市ができて県(藩)、国、という順で統括されていった。自治体が国の基本である。それが国や県の都合によって、一部の人達の都合によって 歴史的な町が消されていっている。自治体名が無くなると地図から消える。それは町の死に等しい。

(古村氏自身が 遺族会の会員である。)日本は大正から昭和にかけての時代、軍国主義に走った。市町村の数が多い方が多くの意見が出る。国が変な方向に走りそうなときに大きな歯止めになる。平和を守る上で、自治体数が減る、ということは非常に危険である。


<民主党の政策に触れ、>

民主党はマニフェストに「住民投票法の制定」をあげている。
この制度を地方改革に有意義なものにしていきたい。

  参照 民主党政策集INDEX2009(PDF1.68MB) p.8
     http://www.dpj.or.jp/news/?num=16667

    住民投票による民意のくみ上げ住民投票を地域の意思決定に
    積極的に取り入れるため、「住民投票法」を制定します。住民
    投票は住民の意思を確認するために非常に重要な手段であり、
    適切に利用すれば代議制民主主義を補完して住民の意思を政治
    に反映する有効な手段となります。

民主党は、過去(自民党のこれまでの政治)を暴き、その反省に立って今後どう進めるか、という切り口で政治を行う姿勢を示している。その考え方は参考に出来る。津村前町長の政策を継承するのではなく「検証」し、今後の近江八幡市との交渉などに臨んで欲しい。

以下、管理人注

  2004.03.31 住民投票を求める署名  8003筆提出
          有効署名数6532筆(有権者の37.9%)
  2004.05.17 町議会が住民投票条例を否決
  2004.09.19 町長リコール署名
          7718筆 有効 7112筆(有権者の41.3%)
  2004.10.16 町長が3000人分の異議申し立て
  2004.10.26 臨時町議会で 青森市との合併を議決
  2004.10.30 解職請求署名数確定 有効7072筆(有権者の41.1%)に修正
  2004.12.16 青森県議会が合併議決
  2004.12.26 加藤新吉町長の解職投票
          解職賛成 7037票  解職反対 4043票
  2005.02.13 浪岡町長選挙
          古村一雄氏 6864票  加藤新吉氏 5444票
          この後、買収容疑で 加藤前町長、合併推進派議員が次々と逮捕された。
  2005.03.27 合併賛否を問う住民投票
          投票率46.99%(賛成派が投票ボイコット)
          合併反対 6845票  合併賛成 1097票
  浪岡町有権者数は 17000人

  安土と、あまりにもそっくりな展開です。

注 以上、

 出直し町長選では、青森市が 乗り込んできて相手方を応援した。古村氏が町長になった後でも、あの手この手で妨害工作を支援した。

「リコール住民投票を、もう一度やるか?」と、問われたら、自分(古村氏)はやらない

 2004年8月からリコール運動を始めて 2005年2月に、ようやく町長選挙にこぎ付けた

その間10ヶ月 無報酬、資金も自分で工面、非常に苦労した。
相手は、給料貰いながら、町の職員を使って抵抗や妨害をしてくる

相手の背後には県、国。こちらは手弁当

法律もこちらに厳しい。デタラメであっても署名の異議申し立て等、合法的妨害が可能。
こんな苦労はもうしたくない。安土のみなさんも同じ気持ちあろう。

だから、この「町長選」で決めなければならない。
負ければ、これまでの全ての苦労が無に帰してしまう。

安土に平成の合併をひっくり返した最初の例になって欲しい。
浪岡もそれに続きたい。

安土の名誉 信長のメンツにかけて 大林さんを勝たせて欲しい。

(文責:安土大好き)



西川与平議員から議会報告

 津村町長が8月23日に解職され、今現在安土町は町長不在。副町長がちょうちょの代行を行っている状態だ。町長は選挙で選ばれた住民の代表だが、副町長は町長が指名した、というだけの公務員に過ぎない。したがって副町長の仕事は、今度の選挙で新しい町長が選ばれるまでの間の、最低限の事務的な仕事だけにすべきである。しかし、副町長は、本来町民の代表者が行うべき重要案件の決済や議会への提案を行っている。けしからんことである。(副町長は合併ありきで滋賀県から派遣されている。)



町民から一言  内野地区の仙波区長



司会進行役が (元)出石町長、奥村様(現豊岡市議)からのメッセージを披露




大林代表の町長選に臨むにあたっての決意表明



昨年来からの合併住民説明会で町から示された
財政シミュレーションの疑問点を指摘。



安土町の借入金の今後の推移について



町長選の勝利をめざし



ガンバロー



 町民集会終了後、事務所でハガキへの宛名
シール貼りをお手伝いくださっている古村さん





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