2009年 5月 3日

急ぐな合併・守ろう安土みんなの会通信 No.9

やっぱりなくなる役場
東近江市の合併は八日市ペース

総合支所と役場は別物

支所は、総合的機能をもつ役場とは全く違います。
支所には「予算も権限」もなく決済権は全部本庁です。
総合支所といえども、「住民の声を聞くが問題の解決はできない」という役割しかないのです。

役場機能の崩壊・・・・ 施策の廃止・・・・ 旧蒲生町の場合

 東近江市と合併して3年余。町民から「約束が違う」「合併せんほうが良かった」と後悔の声があちこちから聞こえてきています。その主な原因は、旧八日市にあわせて「福祉の町蒲生町」と言われていた優れた施策の削減です。
・支所で決定権がなくなり、何事も本庁(八日市)へ
 行かなくてはならない。
・支所職員が104人から22人に
・老人医療費の無料化がなくなった。
・福祉バスの廃止
・幼稚園バスの有料化
・老人会の補助金が少なくなった。
(旧蒲生町男性)

意見を言うと・・・「今頃言っても遅い」

 「役場がなくなると町づくりができない」という住民の意見に、東近江市の職員(旧八日市市職員)は、「合併するときにわかっていたはず。今頃、そういうことを言ってきても遅い」と。
住民の声がこの一言で否定されるのです。

議員でも意見封じ・・・

 東近江市の旧能登川町選挙区で当選した保守系議員4人が、能登川のことを市長に要望しようとしたところ、与党会派からこれを止められ、その後市長に合うことさえ難しくなった、と言われています。

旧石部町の場合

 旧石部町と旧甲西町の合併(湖南市)は規模的に安土、近江八幡の合併と似ています。旧石部町役場の職員は、166人から32人に激減。うち24人は教育委員会(分庁方式をとっている)で窓口業務は8人だけ。



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