日時 2011年1月22日(土) 13時〜16時
場所 安土公民館2階会議室
出席者 32名
あいさつ 大林ひろし代表
市議会議員から一言
前川いさお
日岡正光
大林よしたか
寺田みき
井上さゆり
西川与平
標語・スローガンの採択
意見交流
挨拶 大林宏代表
今年もよろしくお願いしたい。昨年は福祉自動車存続署名活動に協力頂き感謝している。サービス内容は後退することになるが制度そのものは残すことが出来た。
来る4月10日には県議会議員選挙、4月24日には近江八幡市の市議会議員選挙がある。「守ろう安土みんなの会」は、合併反対派の6人の議員と政策協定を結び、今日まで協力関係を持って歩んできた。
註)
合併前の近江八幡市議会議員は20名、安土町の町議会議員は10名、
今現在は合併特例で(合併後一年間は)合併時に議席を持っていた
30名全員が新・近江八幡市の市議会議員であるが、次の選挙では
総定員が24名になる
今後もこの関係を継続していきたいところであるが、今度の市議会議員選挙で、6名が当選するのは難しい。安土町から選出される議員は、3〜4名になるだろう。
註)
旧・近江八幡市の有権者数は約54000人 投票率は55-60%、
前回市議選での当落ラインは約1000票弱。
旧安土町の有権者数は 約10000人 投票率は65%前後
前回町議選での当落ラインは350票
非常に厳しい選挙を迎えることになる。いままでは有権者数10000人弱の小さな町であった。大きな市の中での選挙の経験は初めてであり、候補者も「みんなの会」も手探りの活動になるだろう。しかし、何としてもやり遂げねばならない。「みんなの会」としてどの様に戦うかは、皆さんとも十分相談させて頂きたい。
この10ヶ月間、市議会や市長との未来作りトークの様子を見ていると、安土町がこれまで積み上げ、大事にしてきた福祉関係の施策を、一方的に切り捨てるような発言が冨士谷市長の口から出てきている。安土が積み上げた福祉を否定する。口を開けば、
「福祉は無料(ただ)や無い。無料(ただ)の福祉はないぞ」
「安土の町民は福祉に関する考え方はなっていない。」とまで云う。返す刀で元気園を閉鎖しようとしている。冨士谷市長のこのような発言は大変に残念なことで、皆さんも憤慨しておられることと思う。
私は、安土町の町長として冨士谷市長とは5ヶ月半の期間、話し(対話なり論争なり)をしてきた。冨士谷市長は、
「とにかく合併してくれ。2年半経ったらアンケートを取って、
安土町民の気持ちを確かめる。そのアンケートで反対が
多かったら、分立もしょうがない」
こう云って約束をした。
「議会は?(分立には議会議決が必要)」
と問い返すと、
「それは私が責任を持つ(責任を持って分立賛成に説得する)。」
と答えた。
この冨士谷市長は、合併前の近江八幡市長として安土町長に告げた言葉だ。つまり、安土町民に約束したに等しいということだ。冨士谷市長が合併前に約束したことを実行させなければならない。私たちはそれに全力を尽くさなければならない。合併を止めることは出来なかった。しかし分立の道が残されている。その大きなチャンスを逃す訳にはいかない。皆さんにも協力をお願いする。
合併から2年半後ということは平成24年の9月頃ということになる。冨士谷市長の約束が「空手形」にならないようにと、(未来作りトークの後で)東老蘇公民館を出て所で念を押した。すると、
「合併したときと同じ雰囲気があったらな。」
と、こういう漠然とした言葉で答えを濁した。「雰囲気」などというものは(客観性が無いので)なんとでも解釈出来る。合併前に 津村(前町長)が
# 合併前に、津村町長は
#「住民説明会で説明を尽くし、合併に理解を得た」
# と云ったが
# 「賛否のアンケートも取らずにそんなことが云えるのか?」
# と問いつめると、津村町長は
# 「集会出席者の顔を見れば賛成か反対かわかる。
# 私が見たところ合併賛成の方が多かった」
# と答えた)
「出席者の顔を見たら賛成か反対か解る」と云って押し切ったのと同じだ。同じ轍を踏まないようにしなければならない。
合併推進派は、
「合併は決まっているから覆らない」
と頻りに云った。無駄な抵抗だ、ということを唱えることにより町民の反対の気持ちを分散させようとしていたのだ。それでも合併反対の世論が収まらなかったので冨士谷市長は「2年半後に・・・・」と云わざるを得なかったというのは確かだ。
町長リコール、
議会のリコール、
アンケートで合併反対の意思表示、
私たちは、それらを全て成功させた。
出直し町議選後の議会で「合併停止の議会議決」をあげた。
議会議決に結実した町民の意志を国にも県にも送った。
「議会議決は重い」
嘉田知事はこう云って 合併を進めた。その重い「合併議決」で「反対の意思表示」を安土町民は成し遂げた。合併推進議会が、住民からの要望を何度も無視して取らさなかった「合併賛否に関するアンケート」を、署名と住民投票で議会を解散させ、その間に町長の専決処分を使って行った。その結果は合併直前であるにもかかわらず62%の住民が反対である、ということを示した。
冨士谷市長は、それを認めていたからこそ、「二年半後に・・・・」と云わざるを得なかったのだ。
合併前に、合併推進派の前町長と議会が何を行い、どう云っていたのかを思い出して欲しい。
・津村(前)町長は、合併反対集会の会場玄関に居座って、出席者を威嚇した。
・さらに津村町長の解職を問う住民投票を求める署名が必要数集まると、
署名者の家の玄関に上がり込んで「署名を取り消してくれ」と要求した。
・署名に対する異議申し立てを、明確な理由も示さずに1000人分近くも行った。
合併推進の町議会は
・合併賛否を問う住民投票を求める署名を無視し、
・(大林町長が議会に提案した)合併賛否を問うアンケートを何度も否決した。
ゴミ問題についても、私(当時の大林町長)が県と中部清掃組合に「12月議会には(合併後は、安土町のゴミ処理を、新市安土地域と読み替えて継続するという議案)を出せないが、年明け議会で提案して処理すると根回ししていたにもかかわらず、それを政争の具にして、「安土町内がゴミだらけになる」と騒いだりした。
こういった異常な事態の中で旧近江八幡市と安土町の合併は進められたのだ。
今後の運動は「分立」を掲げてやっていきたいと考えている。「分立」を成功させることが出来たとしたら、平成の合併に係わる中では日本初の「分立」になる。革新的な思想で天下布武を進めた信長の街「安土」に相応しい成果になるだろう。
合併反対運動を通じて我々は「合併を推進した勢力、議会」の姿を見てきた。彼等は安土町のため、安土町住民のために働いたと云えるだろうか?
数さえ多ければ、正しい情報を出さず、住民を欺いてでも、ごり押しで何をしてもよいというのが彼等の姿だったのではないだろうか。彼等は住民を欺いて合併を強行した。安土町の住民は屈辱を受けたのだ。
安土の尊厳を、次の市議会議員選挙で取り戻し、分立に向けて着々と準備を進めていきたいと思う。「守ろう安土・みんなの会」からは3人の議員を当選させたいと考えている。
会からは3人の議員を出したい。苦しいきびしい選挙戦になるだろうが、安土町の再生、安土町を蘇らせるために、3つの議席を確保したい。
全国が安土に注目している。政治的にも重要な意味を持つ選挙になるだろう。
「分立」は、そう簡単ではない。大きな壁だ。それは皆さんも解って頂いているだろう。しかし、住民の信任を得ていない合併を解決する手段は、合併を元に戻す「分立」しかない。昨年、町長に当選させて頂いたときから、合併阻止がかなわなくても、分立に続く実績を積み上げておきたいと考えてきた。
私も、少し休ませて欲しいと思ったが、なかなかそうもさせて頂けない。私自身ももう少し頑張るつもりである。目的が達成出来るまで、みなさんの御支援をいただきたい。
(拍手)
前川 功 市議会議員
昨年は暗いニュースが多かった。今年は明るいニュースを聞きたいと思っている。議員に上げて頂いて10ヶ月経過した。安土町最後の町議会議員選挙(定員10)で6人の合併反対派議員が当選した。共産党の2人を除く4人は「みんなの会」という会派を結成して議会に応じてきた。4人中3人は新人議員で、さらに安土町議会と市議会ではずいぶん勝手も違った。苦労したところもあるが、先輩の共産党2名の議員からアドバイスも頂いて、なんとかやってきた。
議会冒頭には、とにかく質問をということで、自分が係わってきた安土の施策について質問してきた。
合併当初から冨士谷市長は、安土独自の福祉施策について、口やかましく批判してきた。「ふろ、ふろ」としつこく云うので何のことか?と思ったら、元気園の温泉が気に入らないということだった。未来作りトーク(市長と住民との地域別懇談会)でも安土の福祉自動車を「フリーダイヤルで予約出来るなど電話代まで補助しているのは税金無駄だ」という論調である。一方、「近江八幡市の『あかこんバス』は寄付金と補助金だけで運営しており、税金は一切使っていない」と言い切っていた。どうにも、こういう市長の発言が胸に響いてこない(納得出来ない)ので、議会で質したところ、「あかこんバス」に、平成20年度には1700万円、平成21年度には3400万円もの税金が使われていることが明らかになった。以後、冨士谷市長は発言を取り消したり撤回したりしている。まったく言葉が軽い信用がおけない人である。
我々の会派は安土に不利になることに対しては「反対」を貫いてきた。12月議会には現在市役所にある8部局を6部局に減らし、安土総合支所にある5課を3課に減らす議案が提案された。これは住民サービスの低下に繋がり、また合併前に「安土役場は総合支所として残し、住民サービスは低下させない」と合併推進派が主張してきたという経緯とは合致しないため、とうてい賛成出来る議案ではなかった。
また、市の職員給与を引き下げる議案、一方で市長、教育庁、市議会議員の報酬を引き上げる議案も提案された。我々安土町選出議員は安土の報酬(旧八幡市議会議員報酬の約半分)で今日までやってきた。職員給与をさげておいて、自分たちの報酬を引き上げるなどという議案に賛成できるわけもなく、我々は反対したが、多数決で成立してしまった。大変な残念な結果である。
一年生議員としてせいいっぱい活動してきたつもりである。以上、議会での一場面であるが、私からの議会報告と云うことにさせて頂きたい。
(拍手)
日岡正光 市議会議員
先に代表からもあったように、今年は4月10日に県議会議員選挙、4月24日に市議会議員選挙が行われる。現在は合併特例で旧近江八幡市と安土町の議員定数を引き継いで30名だが、今度の選挙では定数が24に減り、たいへん厳しい選挙戦になると予想される
市議会議員として10ヶ月やってきて、一番強く感じることは、近江八幡市議会が開かれた議会とはとてもじゃないが云えないということだ。(行政の)上できまった事が降ろされてきて追認する場という感じであって、議員同士が議論し合って施策を積み上げて行く場にはなっていない。
冨士谷市長の議員に対する態度もおかしい。昨年の市長選で自分を応援した市議と、対立候補であった深井候補を応援した市議に対する態度がまるでちがう。
冨士谷市長を応援した議員の質問については、市長に答弁を求めていない場合でも冨士谷市長が出てきて自分で応えている。一方で対立候補側だった議員、特に安土選出の合併反対派議員に対しては、市長自身に答弁を求めても、自分自身は応えずに市の職員、せいぜい部長止まりの職員に答弁させている。まったくおかしな話しである。
他にもおかしな所は沢山ある。国民健康保険について一例として紹介する。国民健康保険は、合併協議の中で合併後3年間は旧近江八幡市と、安土町で別立ての会計で行うと決められていた。全体の予算については市議会の議決をもって決められるのだが、細部の負担金などについては市議会ではなく運営協議会で決め、それを市長に答申して市長決裁の形で決定されることになっている。
国民健康保険料が引き上げられるのは必至で、どのくらい引き上げられるかは家族構成、所得などによって異なるので一概には云えないが、概ね1割から1.5割の値上げになるだろう。このようなことが議会を通さずに運営協議会と市長決裁で決められてしまうのである。私(日岡)自身もこの協議会のメンバーであるが、議決を経ることなく決定されることに疑問を持っている。こういう議会運営、行政運営の仕組みを変えていかないと、市民のための議会、行政とは云えない。
そういう意味でも、今回の選挙は重要な意義をもつものになると考えている。以上、議員として感じてきたことの一端を紹介させて頂くことで議会報告とさせていただく。
(拍手)
大林よしたか 市議会議員
昨年3月に議員に押し上げて頂き、10ヶ月が経過した。会派を作らねばならないと云うことで4人で「安土みんなの会」という会派を立ち上げ、安土選出の共産党議員2名と協力して安土の主張を議会で発信してきたつもりである。7月に入院ということになってしまい議会を欠席ということになってしまったことについては申し訳なく思っている、ここでお詫びしてお許しを請いたい。
さて、冨士谷市長は、自分の味方だと思われる人の話はよく聞くが、そうでない人の話は聞こうとしない。そういう態度が議会でも鮮明に出ているのは先ほども紹介があったとおりである。
先日、今度の県議会議員選挙に立候補を考えている方の集会に出席してきた。その集会でも(安土町域では無いのだが)いまの市長は「あくどい市長」だ、ということを出席者が頻りに云っていた。近江八幡市内でもその印象は強いと言うことがよくわかった。冨士谷市長は、元々滋賀県の県議会議員で、党派党略の中で政治をやってきた人である。そのやりかたを市長になってもそのまま市政のなかで使っている。市長派であろうがなかろうが、合併賛成であろうが反対であろうが、市議会議員は皆、住民のために良い街、良い環境を作ろうとして頑張っているのであるから、市の代表者である市長には、みなの声をまんべんなく聞く姿勢が求められるはずである。現在のような態度は早く改めていただいて、住民のためによかれという市長になって頂きたい。
先に大林代表から話しがあったように、大林代表は町長時代に市長と対等な立場で渡り合っておられる。今度の4月の選挙では、冨士谷市長と対等に渡り合える方に議員になって頂かなくてはならない。
私は選挙公約に「安土の歴史」を発信していくということをあげていた。近江八幡市の市民のみなさんにも、安土にすばらしい歴史資産があるということを認識して頂きたく議会では質問を行ってきた。
NHKの大河ドラマに「お江さん」が取り上げられた。第二話では安土城が舞台になった。番組の終わりのエンドロールで出演者や協力者の名前が出てくるが、地元については「協力 近江八幡市」としか出てこなかった。せめて「近江八幡市安土町」として欲しかったが、全く悲しい話である。そういう寂しさを安土の住民のみなさんも同じように感じているだろう。安土にある安土城、観音寺城という財産は分立になっても安土町の財産であるから、もっと発信していかなければならない。
ゴミの問題(一般廃棄物処理施設)についても大きな問題がある。
この問題は、合併前から顕在化していた大きな課題である。安土地区は合併前から中部清掃組合に加盟しており、応分の費用負担をして家庭ゴミの処分をしてきたわけである。旧近江八幡市は、市独自で処理場を持ち、処理を続けてきたのであるが、その設備は既に耐用年数を超えており、すぐにでも建て替えなければならない。この費用を新・近江八幡市で負担するとなると、安土住民は二重に負担することになる。そして、このまま進めば正にそうなってしまうのである。
新しい一般廃棄物処理施設の候補地は3カ所ほどあがっており、近々決定されることになる。候補地はそれぞれに手を挙げているのであるが、ゴミ処理施設だけでなく色々と条件が付いている。すなわちゴミ処理場を受け入れるので、他にも施設を作って欲しい、ということである。
ゴミ処理施設そのものは3−4ヘクタールほどの土地があれば建設出来るのだが、現実には9へクタールもの土地が買収対象になっている。余分に市が買い上げてサッカー場などの運動施設などを併設するというのである。ゴミ処理とサッカー場は本来何の関係もない。なぜ、ここでサッカー場が出てくるのであろうか。広大な土地の買収に、新しいゴミ処理施設、それに運動施設となると必要な金額は(合併前に論争になった)安土駅の改修費用どころの騒ぎではないはずである。そもそも、ゴミ処理施設にサッカー場を併設するなど、議会で決まった話しでは無いのであるが、冨士谷市長は、それを堂々と決定された事項のように住民に話して、無理矢理にでも進めていこうとしている。4月の選挙では、こういう強引な市の進め方を修正していって頂ける方を当選させなければならない。
(拍手)
寺田みき 市議会議員
昨年4月から、これまでに4回の試技会が開催された。4月に開かれた臨時議会では、市長の専決処分について反対討論を行ったところ、先輩議員から「新人が反対討論するなど3年早い」と、お説教をいただいた。全く失礼な話しである。安土選出議員に合併反対派が多いということを、新・近江八幡八幡議会は真摯に受けとめるべきだと思うのだが、そういう態度は全く見られない。
安土の福祉自動車については4700筆もの署名を集めて頂き、(費用の一部負担などは折り込まれたが)存続することが決まって、大変よかったと受けとめている。
私はこれまでに、今後高齢者が増えていくなかで、高齢者の支え合いについて、特に介護予防について市の制作を質してきた。12月議会では小学校での読書の奨励に向けての施策について、朝読書を引き合いに出し、学校毎に本の管理が全く異なることを指摘し、教育長から「書物購入予算を潤沢にする」という答弁を引き出すことが出来た。
近江八幡市議会は「結果ありき」で進められている。そこに議論らしい議論は無い。「政治は結果を出すこと」というのは冨士谷市長の口癖であるが、結果だけでプロセスを全く重要視していないところに問題がある。一時が万事その調子である。
小学校の校庭の芝生化にしろ、全ての教室にくーターを設置したことにしても、思いつきのように決められて実行されてゆく。プロセスを伴っていないため、「芝生の管理は誰がどうするのか?」「クーラーの電気代は誰が負担するのか?」全て後で揉めることになる。本来は喜ぶべき施策であると思うが、なんとも複雑で、心から歓迎することが出来ない。
クーラー設置により年間2200万円の電気代が新たにかかることになる。どうするのか?と問うと「そんなもん、保護者から協力金でもらえばよいじゃないか」との応え。なんとも心から喜ぶことが出来ず、納得できないところである。
こういう、結果ありきでプロセスを軽視した進め方の最たる物が、近江八幡市と安土町の合併であった。十分な話し合いがされないまま物事が進められれば、かならず歪みが残る。結果は確かに大切だが、プロセスが十分であれば少々の問題は食い止められるものだと思う。プロセスを無視した合併がゴリ押しされた結果の歪みが、今私たちに押しつけられている。
任期も後僅かとなった。大変良い経験をさせて頂いたと受けとめている。もう少しの期間であるが、御協力を御願いしたい。
(拍手)
井上さゆり 市議会議員
合併を推進した勢力、津村前町長、推進派の安土町議会議員等、「地方交付税は減る。このままではやっていけなくなる。」と騒いで、住民に不安を与えてきたが。現実には、地方交付税は全国平均で8%程増えている。さらに新・近江八幡市では、合併特例もあって18%も増えている。そういう環境にあるにも係わらず、冨士谷市長は、二言目には「株式会社近江八幡市」だと云って、福祉施策を切りつめようとしている。近江八幡流の見方・考え方を一方的に押しつけるだけで、安土町民との融和については何ら尊重されることなく、福祉の切り捨てが進められている。
近江八幡市立の学校の370教室に、財政計画も何も示されることもなくエアコンがポンと設置され、後から教育委員会に「電気代は保護者から集めろ」との指示が飛んでくる。もちろん、こんなやり方が通る訳もなく、現場ではうまくいっていない。
そもそも旧・近江八幡市地区には、桐原小学校や、岡山小学校など、耐震工事がまだなされていない学校が残されている。エアコンより耐震工事が先だと思うのだが、ほおっておかれているのが現状だ。正にトップダウンとパフォーマンスの冨士谷市長である。議会の場でおかしな所を明らかにし、そこで明かされた事実をみなさんに知らせて、ともに考える議員が必要だ。次の改選される市議会でもそう言う存在でありたいと思う。皆さんの御支持を頂きたい。
・この6月から国民健康保険料が大幅に値上がる事になる。
・安土町で行われていた乳幼児検診も八幡まで行かなくてはならなくなる。
・安土町で実施されてきた二才半検診(法律で義務づけられてはいない)、
元々旧・近江八幡市では行われていなかった。
安土地区では「二歳半検診」ではなく「二歳半相談」になる。
検診が相談になるのは、、格下げであって、医師の立ち会いが
無くなることを意味する。
安土では、二歳半検診に歯科医と小児科医が立ち会い、
虫歯予防のためのフッ素塗布も行われてきたが、今後は行われなくなる。
・高齢者のインフルエンザ予防接種、安土では¥1500で行ってきたが
新・近江八幡市では¥2000になる。
・ミニ・デイサービスは平成24年度に打ち切られる。
安土町で積み上げてきた福祉施策が、どんどん削られている。
・中学校のクラブ活動の維持費についても、
安土町では年間190万円があてられていたが、
新・近江八幡市では一校あたり¥30万円になる。
・給食について
桐原小学校は既に3年前から民営化されている
金田中学校は民営化されることが決まっている。
そして
安土の給食センターも民営化する計画が進められている
行政が責任をもって食育を進めようとしてきた努力が
否定されようとしている。なんと阻止しなければならない。
・安土町では、軽度知的障害者に対する医療費の助成制度があったが、
合併に伴って廃止された。医療費は3割負担ということになる。
作業所に通っている人達は給与も年金も乏しいのに、
さらに一万円近くの医療費を自己負担しなければならなくなる。
この点については、未来作りトークでも住民から意見が出た。
東近江管内で、この制度が無いのは近江八幡市だけである。
一方でゴミ焼却施設に併設するプールやサッカー場の計画がある。どれだけオカネが合っても足りなくなる。それらのツケは将来、安土住民にも降りかかって来ることになる。それでいて職員数の10%削減を進めようとしている。安土総合支所が維持出来なくなるような状況になるだろう。ほおっておく訳にはいかない。
引き続き、皆さんの声を届けるために頑張りたいと思っている。御支援を頂きたい。
(拍手)
西川与平 市議会議員
近江八幡市議会には幾つかの常任委員会があるが、私はその中の産業建築常任委員会の委員長を仰せつかっている。
さて、合併を進めてきた方々は、「合併したら財政規模が大きくなり、安土単独ではできなかったこともできるようになる。」と発言してきた。では、合併してから10ヶ月経過した今、安土でどのような仕事がなされてきたかを振り返ってみたい。産業建築常任委員会は、市の産業建設に使う予算を審査する立場であるから、近江八幡市全体の様子を知ることが出来る。
この10ヶ月間に、市民に公開されている近江八幡市の建築事業で、大きな物は67件あった。その67件中、安土地域で行われた事業は3件に過ぎない。それらは、特に新しい物ではなく、合併前から継続されてきた事業の続きに相当する物である。具体的には、
・石寺地区の道路舗装 390万円
・石寺地区の雨水用の側溝整備 1090万円
・安土中学校グラウンドの一角に貯水槽設置 6300万円
である、全て合わせても1億円に満たない。
合併前の安土町では、年間予算は約40億円、この中で少なくとも4〜5億円が普通建築事業に充てられていた。それに比較すると寂しい限りではないか。
後の財源は何処に行ったのか?
私たち安土地区住民が収めた税金が、近江八幡市地域で使われていると云うことなのである。
同じ構図が、平成23年度予算の中でもはっきりと見えている
合併前、合併推進派は、安土駅の改築に30億円必要だ、と云っていた。「安土町の財政が破綻する」として住民を脅し「だから合併しなければならない。」という意味づけのために公開された財政シミュレーションは、駅改築に30億円を使う前提で計算されていた。(この試算の根拠さえ、大林町長になって、ようやく公開された)
その安土駅改修は、今現在10億円程度の予算を前提に計画が進められている。合併協議の中でさえ20億円の費用が必要だとされてきた。それを、現実には、10億円で行おうとしているのである。
正しい情報を隠し、住民を欺いたのは誰だったのか、
住民に正しい情報を伝えようとしていたのは誰だったのか、
よく見極めて頂きたい。
さて、合併すれば財政規模が大きくなるのは間違いない。具体的施策の中には、少しは前向きなものもあるだろうと淡い期待を抱いていたが、完全に裏切られている。実態としては、安土町が積み上げてきた、きめ細かい福祉施策が、次から次へと切られていく一方である。
・小中学校での脂質検査、貧血検査に係わる費用負担。
安土では小学校、中学校とも補助していたが、
それが小学校だけになってしまう。
・中学校入学時のヘルメット支給には、
安全に通学して欲しいという行政側の願いが込められて
いたのだが、それも切り捨てられてしまった。
・森林組合への補助金もゼロになった。
・学校の諸費用の振り込み手数料も保護者が負担することになった。
安土の単独行政の方が、どれほど良かったか、数え上げればきりが無いくらいだ。
先ほどから、何度か市長と市議会議員らの報酬引き上げについての話題が出ているので、この議案の採決を例に、市議会の中がどうなっているかを説明しよう。この議案は賛成15、反対14で可決された。議案によっては市議会の中にこれだけの反対者が居ると言うことだ。
ところが、安土町選出の合併推進派の4人の議員は、市長の提案に「賛成」なのである。
安土をいじめるような施策、安土の福祉を切り捨る事についても、冨士谷市長の提案には全て「賛成」。職員の給与を下げる議案にも「賛成」。冨士谷市長が提案することには、何でも「賛成」である。
次の市議会議員選挙においては、安土町から出ている議員のそれぞれが、議会内で何をしているのか、それをしっかり見極め、
安土をいじめる市長の給与引き上げに賛成し、職員級よ引き下げにも賛成するような議員ではなく、「安土町民をいじめる行政はけしからん」と訴えることの出来る議員を選んで頂きたい。
近江八幡市は、今後、どのような事業を抱えているのかを見てみよう。
金田小学校改築、金田竹コミュニティセンターの建築については、今現在も進められているところである。
島小学校の改築も決まっている。
桐原小学校の耐震工事、篠原駅の改築工事もある。
ゴミ処理場については70億円もの費用がかかる。
ゴミ処理場だけで無く、その周辺にサッカー場など、まだ具体的な計画もないのに、すでに土地を買おうとしている。
これらの事業、いずれも旧・近江八幡地区で行われる仕事に、安土住民の税金が投入されるのである。今後安土地区に都市計画税がかかってくる。安土全体で約9000万円の都市計画税が新たに徴収されることになるのである。(註:有権者一人あたり1万円に相当する)安土より立ち後れている八幡の仕事を、安土が手伝うのである。
安土のきめ細やかな施策、安土で出来ていた事が八幡の財政力で出来ないはずがない、私はそう主張してきた。安土の施策を八幡に広めよう。
下水道を例に取ると、
安土では下水道工事がかなり行き渡っているが、北原、芦刈、江ノ島地区では下水道ではなく合併浄化槽になっている。しかし浄化槽の維持管理は安土町が負担していた。つまり公共下水道が普及している地域と同じように扱おうという考え方である。ところが、旧・近江八幡市では、合併浄化槽を設置した最初の5年間については補助金を出すが、その後は自分で考えろ、という制度であった。これは、安土町の感覚からすれば、おかしな話しである。結果、現在5年間と期限が切られている補助金支給期間の「5年間」という期限を外そうという方向で検討が進んでいる。これは安土町の施策に、旧・近江八幡が合わせることにより良い方向にすすみそうだという例である。
こういう事例が、もっとあればよいのだが、他に紹介出来るような事例が無いのが残念なところである。
総合支所の、現在ある5つの課が3課に減らされることが決まった。
木野区長に「あんたは『安土総合支所を守る』と公言してきたではないか」と詰め寄ると、「今は『新市として』考えねばならない」という答弁が帰ってきた。全く情けない限りである。
総合支所の5課が3課になり職員が減らされていったら、「総合支所」が、単なる「支所」になり、やがては「連絡所」に格下げされていくだろう。まだ合併して1年経っていないのに、すでにこうなっている。行政についても職員の給与を引き下げ、さらに人数を1割減らすという。その1割はどこから減らすのか? 安土総合支所から減らすつもりだ。既にこの10ヶ月で、安土総合支所から2回、職員の引き抜きが行われている。
「安土役場が総合支所として残るので、住民に不便はかけない」というのが合併推進派の約束だった。いったいその言葉はどこに言ったのか?
国民健康保険については「安土民報」でもお知らせしてきた。平均3万4800円値上がりする。国民健康保険の特別会計に、安土町では一般会計から5億円を繰り入れてきた、その前提でも3万4800円値上がりするのだ。この5億円を繰り入れなければ一軒あたり10万円近い負担増となる。安土は国民健康保険料がが上がるたびに、住民負担を軽減するために一般会計からの繰り入れを行っていた。近江八幡ではそういうことは行っていない。
八幡では平成21年度に8000万円の未納税金の徴収を断念した。税金未納者には督促状を出すのだが、八幡では二年続けて督促状を無視すると、翌年からは督促しなくなる仕組みになっている。
最近、国の指導で、一般会計だけでなく一般・特別会計をまとめて連結で決算が行われるようになった。その結果、これまで特別会計の影に隠れて実態がよく解らなかった国民年金、病院、公共下水道などの実態が公開されるようになった。それによると、近江八幡では連結決算の中で2億4400万円の回収不能金があることが明らかになった。長期滞納金につては9億8400万円もの巨額にのぼっている。いったい八幡の財政運営はどうなっていたのか、歴代首長はどのような指導を行っていたのか、と云いたい。
安土町でも税金の未回収が無かった訳ではない。しかし、それは外国籍の人が未納のまま帰国してしまった場合や、債務を抱えた人が精算を完了する前に亡くなってしまった場合など、やむを得ない例外的な事例に留まっている。それ以外の単なる未納については督促して収めて頂いてきた。八幡の決算通知を見て、あまりに中身が酷いので驚いているところだ。
安土住民の気持ちを、八幡に訴え、安土を理解していただくことが重要だ。冨士谷市長が大林町長に約束した住民アンケート、これを、はっきろち取らせることが大切だ。それが、この合併を検証する第一歩になる。
この春は、是非皆さんに底力を出して頂き、運動を大きく盛り上げて欲しい。
(拍手)
標語、スローガン採択 事務局から
事務所を週に3日、開いているが、コンテナハウスが撤去されて以来、事務所に表札も何にも無い状態が続いている。実際に郵便物が届かずに返送されたりしている事例が生じているようで、非常に不味い。
そこで、事務所の看板を出すと同時に、「みんなの会」の運動を、安土住民に訴えれるような標語、スローガンを掲げたいと考えている。幾つか候補が挙がっているので、みなさんの意見を聞きつつ、この場で決めたい。
新しい安土を蘇らそう
安土を新しく蘇らそう
蘇らそう新しい安土を
歴史の街安土を蘇らそう
安土(の)再生
安土町再生
安土分立
取りもどせ安土町
結果、「とりもどせ」では言葉がきついので、少し柔らかくして「とりもどそう安土町」に決定。(拍手)
意見交流
会場から
安土の良さ、福祉施策が切り捨てられているのは、今のお話しでよく解った。こういう場に出てくる人には伝わっているが、住民全般には、いまひとつ実感として伝わっていない人もいるように思う。もっと広報してアピールして欲しい。
会場から
4月から、市長、市議らの報酬が上がるとのこと。この景気が悪い中で、もってのほかである。攻撃の材料に使って良いのではないか。
会場から
ここに居られる市議会議員の方々にお尋ねしたい。合併してから、この10ヶ月の期間、旧・近江八幡市選出の市議会議員と話す機会などもあったと思う。彼等は、この合併について、どのように受けとめているのか、そのあたりをお話し頂きたい。
前川議員
八幡の共産党所属の市議は「みんなの会」と同意見。他の議員は「感心がない」というのが実態かと思う。
会場から
近江八幡市民の一般的なレベルと同じということか?
前川議員
そういうことだ。なんで八幡にくっついてきたのか?というのが八幡市民の平均的な受け止め方だろう。しかし、合併すれば「安土から『得る物』がある」ので、合併議決には賛成した、ということだ。
大林よしたか議員
付け加えさせて頂くと、八幡の市議も市民も、安土でどういう施策が実施されていたのかを知らないというのが実態だ。話しをすると「安土町では、そこまでやっている(手厚く補助する)のか?」ということになる。こちらがアピールしなければ、伝わらない。自ら他の自治体の施策を研究して、という人はいない。その程度の議員ばかりだ。そういう所とくっついていても、こちらとしては得る物もなく、何も良いところはない。分立の機運を高めるためにも、そういうメッセージの発信も要るだろう。生ぬるいことをやっていてはダメだ。
会場から
今聞いて初めて知ったことが多い。住民に細かく知らせて欲しい。
大林代表
現在の「みんなの会」事務所は、「2011年3月まで無料で」ということで、地主さんの好意をいただき設置してきた。4月以後は白紙である。いったん閉めるか、維持するか、費用も含め課題となる。
JR安土駅の改修について、合併推進派は「費用負担が大きく、合併しなければ改修出来ない」と主張してきた。「安土町が将来赤字になる」として津村町長時代に示された財政シミュレーションでは、駅改修費用を30億円と見積もっていた。実際に、今現在検討されている改修案は10億円規模である。
現状の安土駅を見てみると、駅の南側は道路が袋小路になり大型車が入れない。常楽寺方面から入れるようにしたいと地権者と交渉したが、理解を得られなかった。このままでは駅前を総合的に開発していくのは難しく、今の安土駅にオカネ入れて良いのか?少し疑問に感じている。もちろんバリアフリー化には対応していかねばならず、最低限エレベーターの設置は必要であり、この点についてはJRに交渉してゆく必要があるが。
JR安土駅を、今の位置で再開発すべきなのか?、安土住民は蚊帳の外だ。
個人的意見だが、安土を再生するには、思い切って安土駅を(北側の)田圃の方に持っていく方が良いと思う。道路の設計自由度も高いし、駐車場も確保出来る。現在の安土駅の一日あたりの利用者は4600人程度で横這いだ。これが5000人を越えると財政的にも有利になる。かなりの経済効果を得られるだろう。
新興住宅街にしても、敷地が小さい。二世帯住宅が建てれる広さで住宅分譲できれば、少子高齢化対策にもなる。色々とやるべきことはあるがすぐにはできない。
会場から
福祉バスの存続が決まった。結構なことだ。それとは別に、昨年末、冨士谷市長が「あかこんバス(有料)」を安土町内で一日6往復させると云ったようだが。
大林代表
福祉バス、有料化にはなったが「止める」が「存続」になったのは、皆さんが集めてくれた署名の効果で、大きな成果だ。「あかこんバス」は大きいので狭い道には入れない。車椅子用のリフトもないので、車椅子の人は乗れない。福祉バスでなければ対応出来ないことは多い。
「あかこんバス」はテストとして走ることにあるだろう。町民も使って体験して、必要かどうかを判断すればよい。
「福祉バス」の予約フリーダイヤルは、無くなることになった。費用負担で利用者が減る事も危惧される。見守っていかねばならない。
今の八幡市政、冨士谷市政では、決済が済んだ案件でも市長の気が変わると取り消されることがある。ある日突然方針が変わったり、全く話題にも上がっていなかった案件が突然浮上したりする。教室のクーラーが良い例だ。後始末は市職員に押しつけられ、大きなストレスになっているようだ。心労で休んでいる職員も少なからずと聞いている。
話したい事は尽きないが、会場都合もあり、いったんここで今日の会合を閉めたい。
閉会の挨拶 白木副代表
久しぶりに力強い皆さん方の顔を見れて喜ばしく感じている。今から一年前、議会解散を問う住民投票が告示された。それは一昨年末に取り組んだ直接請求署名の成果だった。TV取材も受けた。2月14日に行われた住民投票の結果、合併を進めた議会の即日解散が決まり、出直し町議選の真っ最中に、大林町長が専決処分で合併賛否のアンケートを実施した。その結果は揺るぎなく
合併賛成 2536
合併反対 4158
と合併反対世論が圧倒的に強いことを全国に示した。
出直し町議選でも合併反対の6人の議員を誕生させることが出来、全国で初めての合併中止議決をあげることが出来た。今日も、ここにおられる議員の方々に、我々安土住民の意見を代弁していただいたことに感謝申し上げる。
今後も、八幡市長に対抗していくために、今の6人の市議会議員の方々で進めていって頂きたいが、(現在は合併特例で、旧近江八幡市議20人、旧安土町議10人がそのまま新・近江八幡市の議員となっているが、次回市議会議員選挙では選挙区無しで総定員24となる)近江八幡市の中での安土の勢力では、6つの議席を維持することは出来ない。
次期候補として、井上さゆり議員が、もう一期続けると意思表示してくださっている。代表の大林宏さんにも是非、立候補していただきたいと考えている(拍手)。もう一名、この場でお願いしようと思っていたが、まだ熟考中ということで、お返事が頂けていないが、きっと期待に応えて頂けると考えている。なんとしても3名の方に当選して頂かねばならない。今後も変わらぬ御支援を、お願いします。
(拍手)
事務局から
会場都合もありここで一度締めとするが、ひきつづき「みんなの会」事務所に懇談の用意をしている。お時間ある方は是非参加して意見交換をお願いする。
以上、
文責:安土大好き
事務所看板 撮影:2011.01.23.
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